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『スマホで遠隔歯科相談』と『ウニアロマ』は同じコンセプト!?自宅で安心して診察を受ける(遠隔診療)か安心できる病院で診察を受けるか(ウニアロマ)。

1月号の歯科評論に歯科の遠隔診療についてのコラムが載っています!

おそらく今年最後のウニアロマブログになると思われますが、タイトルにあるようにウニアロマブログにもついに遠隔診療が侵食してきました笑。

というのも、少し早いのですが来月号(1月号)の歯科評論が手元に届きまして、何を隠そう私のコラムが載っています^^

歯科遠隔診療についてのコラムです。

マイナーな歯科遠隔診療についてのコラムをカラーで見開き1ページ載せる”歯科評論”には驚きです笑。

おそらく歯科の遠隔診療を取り上げた雑誌は歯科評論が初めてだと思いますが、先見の明があるというか何というか^ ^ そんな挑戦的な歯科評論ですから、他の特集記事やコラムも毎回面白いです。

歯科評論さまとは今後も一緒にお仕事ができたら嬉しいです^ ^ この度はありがとうございました!

 

痛いだけで何もかも狂ってくる!

さて、私は普段大学病院で『口腔顔面痛(orofacial pain)』という口腔内や顔面の難治性疼痛、慢性疼痛、診断が難しい複雑な痛みを専門に治療・研究を行っています。

口腔顔面痛に限ったことではありませんが、身体のどこかに痛みがあるだけで生活がしづらいですし、痛みが長引くと気分が落ち込んだり、職場の人間関係や仕事がうまくいかなくなったり、その他様々なストレスで痛みが増悪することも多々あります。

口腔顔面痛患者さんも同様に、痛みが慢性化・難治性化してしまうと仕事も家庭も何もかもうまくいきません。抗うつ薬や眠剤の影響で朝起きるのが辛くなったり、家から出るのもしんどい、体調が悪い時には病院に行くのも大変です。

慢性疼痛の治療はお話と投薬だけ?頑張って病院に行く必要はあるのか?

慢性疼痛の治療は、診断と治療方針が決まってある程度症状が落ち着けば、外来で行うことは投薬とお話し(精神心理的アプローチ、認知行動療法、動機付け面接など)がほとんどです。一般的な歯科治療と違って、歯を削ったり型を取ったりすることはありません。とちらかといえば歯科より精神科の外来と似ています。

そんな口腔顔面痛患者さんの状況や治療の特殊性(歯を削ったりしない外来)から、口腔顔面痛治療は遠隔診療との相性が良いだろうと判断し、約1年半前に口腔顔面痛の外来を遠隔で始めました。その後スマホで遠隔歯科相談も始めました^ ^

遠隔診療を始めてわかったこと

慢性疼痛患者さんの中には、歯科治療に不安や恐怖を感じる方がたくさんいらっしゃいます。不安や恐怖は歯科医院のニオイや音に誘発されることが多いですが、遠隔診療ではどちらも感じませんのでストレスが軽減されている感じがします。

また、遠隔診療の欠点だと思われていた”触れない、歯の治療ができない”という問題点が、”患者さんによってはその方がよい”ということ。絶対に触られない安心感があるようです。確かに遠隔診療中は、皆さんリラックスしてお話している印象です^ ^

ウニアロマは患者さんの不安(病院のニオイ)やストレスの多い労働環境をなんとかしたい!

ウニアロマのコンセプトは、慢性疼痛の難治性化予防、痛みの増悪を予防する、そもそも急性期の痛みが慢性疼痛にならないように、せめて歯科医院の香りを改善させたい!というものです。

ニオイに誘発される不安や恐怖などの精神心理的ストレスが痛みを増悪させる可能性があるなら、そのニオイはウニアロマが消臭し新しい香りをデザインします!

職場環境が痛みを増悪させている

慢性疼痛患者さんの悩みの一つに、”辛さ(痛み)が他人に伝わらないので困る”というものがあります。痛みに耐えて頑張っていても、ささいなミスをしてしまったり、表情が暗かったり、同僚や上司から真面目に働けと怒られたり。

例えば手足を骨折して松葉杖をついているとか、ギブスや包帯を巻いていると、どうしたの?大丈夫?と心配されるでしょうが、痛みは表面的に見えるものではありませんので、一生懸命頑張っていても”ただのやる気のないやつ”とか”どんくさい暗いやつ”と誤解されてしまうことがあります。

職場の環境、労働環境を大きく変えること(工事したり、給与を上げたり?)は難しいかもしれませんが、オフィスが心地よい香りに包まれるだけでストレスが軽減されることもあります。最近では香りデザインを取り入れて職場環境を改善させている企業も多くなってきました。

実は誰にも言えない悩みや痛みを抱えている一見元気そうなスッタフのために、またストレスを軽減させて仕事の効率や生産性を上げるためにも、オフィスの香りデザインをウニアロマと行いましょう!

遠隔診療もウニアロマも環境の改善から病気を予防する!

遠隔診療もウニアロマも、痛みで困っている患者さんを少しでも減らせるように、できるだけ患者さんの負担にならない方法での診察、マネジメントができるように、ない頭をひねって考えたものです。

引き続き、ウニアロマと一緒に医療環境の改善、労働環境の改善にご協力頂けたら幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。

それではみなさまよいお年を!来年もよろしくお願いいたします!